参加者の声

ユニークな物語のそのさきへ

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ライフワーク
浅井 峰光さん
40代

浅井さん

未来航路を進みながら「言霊」の力を体感中。同じ目的で参加する仲間との会話が気づきの源泉。

ユニキャリアの「未来型プロフィール作成ワークショップ」に参加したきっかけを教えてください。
初めて未来型プロフィール作成の取り組みを知ったのは、「giv」という自分のスキルを無償で提供する恩送りのコミュニティで開催していた慶子さんのワークショップでした。

参加した当時、自分の行きたい方向性は持っていましたが、なんとなく「これかな?」という感じで、うまく人に伝えらなくて困っていたんです。
未来型プロフィールを作成してよかったと思うことはなんですか?
生涯をかけてやりたいと思えることの道筋が見えたことです。幸いワークショップ中から色々なことが始動して、プロフィールを置き去りにするくらいの勢いでとんとん拍子に進んでいます。「言霊」という言葉をリアルに体感する、人生でも滅多にない機会、転機だったと思います。また当初の目的は、ぼんやり見えていた自分のやりたい方向性を人に伝えるためだったのですが、今思うと「自分自身が描く未来航路に腹落ちできた」というのが最大の収穫かもしれません。

航路図を描いたことである種の余裕が生まれた気がします。「残り40年ほどの人生で仮にゴールまでたどり着けなかったとしても、それは失敗じゃない。ひとつひとつ足跡を刻んでいけばいいんだ」と考えられるようになったんです。実際、航路を進み始めると楽しいこと、嬉しいことだけじゃなくて、より具体的な障害も見えて来ますよね。よりゴールが遠くに見えたりもします。でも、覚悟が決まったらそれが成果として残ろうが残るまいがとらわれません。自分が見据えた未来に多少の靄がかっていたとしても、「そっちにいっていいんだ」と感じられるようになったんです。うまくいくことも、そうでないことも俯瞰してとらえ、すべては導かれているという感覚になってきました。これは大きな変化です。

また、私はこのワークショップを3名で進めていたのですが、1対1でなく同じ目的の仲間がいることも効果的だと感じました。いわゆる1対1のコーチングだと、有資格者を相手に自分の内省に付き合わせる形になり、無意識だとしてもどこかで相手を立てたり落とし所を探るようなことがあるように思うんです。でも同じ目的で取り組む仲間からのフィードバックは素直に受け止めやすいですし、自然と引き出されたという感覚ですね。
未来の展望について教えてください。
人を活かす組織と社会を作ります。自分の人生の中では最終ゴールまで成し遂げられないとしても、次の世代がちゃんと「人を活かす組織と社会」に向かっていける道筋をつくるところまでをやり遂げようと思っています。

具体的には、主に都市の大企業が求める新規事業創造を、地域でPOC(Proof of Concept:概念実証〜新たなアイデアやコンセプトの実現可能性やそれによって得られる効果などについて検証することを指す)することで、マーケティング情報からは生まれない、新しい事業を生み出せるという実績を作っていくのです。テクノロジーの進化は分散型で小規模な事業を試せる世の中へと導いてくれるはずです。

その一つとしてすでに自然エネルギーを普及させるプロジェクトをスタートさせています。ユニークなのは、地域の中で大切にされてきた(大切にされている)生活上の価値観ともいえる「おすそ分け」をそのまま事業骨子に反映させているところです。「電力のおすそ分け」というネーミングで自然エネルギー事業を商社や自動車系大企業とともに作り出そうとしています。

このように、大企業に勤めていてもリアルに人の幸せに貢献できるビジネスを作り出せるという事例を作る。と同時に「人が知覚できる範囲のリアルのコミュニティ中で、そのコミュニティをより幸せにする事業に関わることが、結果的に自然体でコミュニティをよりよくしていこうという力が働きやすい社会に変わっていく」という仮説を、のこり40年くらいかけて検証していきたいなと思っています。
どんな人にユニキャリアのサービスを知って欲しいと思いますか?
私と同じように「なんとなくやりたいことは見えているけれど、それがうまく伝わらない」と感じている人には、ぴったりだと思います。なぜなら、その言語化を的確にサポートしてもらえたり、本当の価値はここにあるんじゃないのかという自分では見つけられない視点を得られるからです。

漠然とでもやりたいことがあるなら、ぜひ参加してみてください。
あなただけの未来航路を描き、最初の一歩を踏み出しましょう。
進んでみて初めて見える景色も楽しめるはずです。
プロフィールを教えてください!
人を活かす組織・社会づくり担当

1979年、愛知県長久手市で生まれ育つ。17回の引っ越しを経て、島にたどり着く。20年で650人が意図をもって移住し、それを受け入れてきた島だからこそできる「人を活かす組織・社会」のモデルづくりに取り組む。 自身の学生起業&失敗経験と、20名以上の経営者とのプロジェクト実施経験から、人を活かすこと可能性と難しさを体感。さらに、大きな組織で成果を出すためにも「個人の想い」が大切であることを上場企業マーケティング担当としての実践経験から確信している。 島では兼業農家として除草剤を使わずにお米2トンを作り、素潜りでサザエアワビを収穫することで、眠っているDNAの開発も進行中。
岡田からのコメント:浅井さんの「べき論」や「理由なきルール」等に従うのが嫌という価値観は、4歳当時に幼稚園から三輪車で脱走したというエピソードからも伺える気がします。よく学び、よく働き、体当たりで行動して培われた志を持ちながら、循環社会を唱えるだけでなく、自ら鴨の帽子を被って稲作をする兼業農家でもあります。浅井さんが住む隠岐諸島でユニキャリアの合宿をしたいと、実はひそかに思っています笑
風と土と:https://kazetotuchito.jp/
未来型プロフィール作成講座:https://unicareer-design.com/top/future-profile-ws/