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ユニークな物語のそのさきへ

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フリーランス
和田 麻美子さん
40代

プロフィールで宣言した自分に寄せていく。自分の人生を自分でリードしたい人はぜひ。

ユニキャリアの「未来型プロフィール作成ワークショップ」に参加したきっかけを教えてください
ユニキャリアの取り組みを知ったのは、フリーランス協会主催のキャリア形成に関するセミナーに参加した時です。ちょうどフリーランスとして活動し始めて少したった頃でしたね。慶子さんのお話を聞くうちに、自分を定義して表現することに興味を持ちました。

自分をわかりやすく伝える手段を持つことは必要だと思いました。でも自分だけではそれを客観的に、簡単に表現するのは難しく感じました。さらにその当時はやりたいことと実際にやっている仕事が違っていたため、自分自身へのジレンマも抱えていました。

プロフィール作成というプロセスで主観・客観のギャップを埋めつつ、自分の強みややりたいことをもっと明確にしていけば、その後自分が取り組む仕事にもつながるんじゃないかと考えるようになったのです。

セミナーでのお話はいわゆるイントロ的な内容でしたが、ヒアリングからしっかり付き合っていただける少人数のワークショップを開催されていると聞き、受講を決めました。そうしたトレーニングを受けたことがなかったので、一度体験したら変わるんじゃないかという期待もありましたね。
未来型プロフィールを作成してよかったと思うことはなんですか?
プロフィールは、一度作成して完成ではなく、新しい仕事を始めた時や、自分の活動の表現方法を少し変えようかなと思ったタイミングで更新するようにしています。その作業をすることで、自分の活動のうち、今、どの部分を大事にしていて、人からどのような人物として見てもらいたいのか、客観的に見直すきっかけになります。ワークショップに参加してからは意識的に自分の活動を言語化できるようになったと感じています。プロフィールには、自分の活動や実績すべてを書くのではなく、「私のことをこんな人として見てほしい」という部分を表現しています。あとは、プロフィールで宣言した自分に近づくよう、行動するのみ。

ちなみに私はプロフィールを英語で書きました。英語は自分をアピールするのに向いている言語です。日本と違って謙遜したり控えめにすることを良しとしませんし「自分はこういうことができる、こういうことを大切にしている」と伝えやすいと思います。
未来の展望について教えてください
仕事をするうえで大切にしていることは、まずは私にとって楽しいこと、そして、私が「こんな社会で暮らしたい」と思う社会を実現することです。自分の価値観に合う仕事を広げ専門性を深めていき、合わない仕事は手放していきたいと思っています。プロフィールを書くようになり、その仕事をしている自分を誇りを持ってプロフィールで表現できるか?という視点を持つようになりました。

実際に今関わっている仕事の中で、優先的に考えていることが二つあります。
ひとつは、サーキュラーエコノミーの実現を推進する活動について。ニュース記事の執筆やセミナーの開催などで、読者や参加者に国内外の最新事例などの情報を提供しているのですが、情報提供のみではなく、自身で事業に関わる機会も考えてみたいです。

もうひとつはスポーツチームの運営に関わる仕事です。この9月に日本女子プロサッカーリーグ「WEリーグ」が開幕し、女子サッカー選手がプロとしてキャリアを始める第一歩に立ち会うことになりました。男女の格差が大きい世界なので、女子アスリートが働く環境を良くすることや地位向上に貢献するためにできることを考え、また、女子サッカーの楽しさを多くの人に体験して頂きたいと思っています。女子小学生が将来なりたい職業の上位に「サッカー選手」が選ばれる時代を創っていきたいですね。
どんな人にユニキャリアのサービスを知って欲しいと思いますか?
自分の人生を決めるのは自分でありたいと思っています。だから自分の人生を自分でリードしていきたい人に知って欲しいです。むしろプロフィールについても慶子さんに決めてもらいたい、作ってもらいたいという気持ちの方は合わないんじゃないかと思います(笑)。

話していて、以前働いていた外資系企業で職場の健康状態を把握するアンケートを実施したときのことを思い出しました。「今の部署ではキャリアデベロップメントプランを立てにくい」という不満の声が少なくなかったのです。それを知った時の率直な感想は「それを創るのは会社でなくて自分では?」ということでした。終身雇用が前提だった時代には、自分が何をしたいかはあまり関係なく会社都合で決められる異動や転勤が多く、そういう意味では会社がキャリアデベロップメントをリードしてくれていたかもしれません。でも時代は変わり、自分のキャリアを改革する絵を描き、大事な節目で判断を下すのは自分です。自分が選んだ道ならしんどいことがあっても望む成長ができますし、この道は違ったかな?と思った時には自分で軌道修正をしながら前に進んでいけばよいと思っています。

ユニキャリアのサービスは、自分をどのように伝えていきたいか、立ち止まって真摯に考えることをサポートしてくれます。自分らしさに迷いがある方、キャリアなどで大切な節目をを迎えている方には良い影響を与えてくれると思います。

あ、それから最後に「とはいえ、自分のやりたいことが明確に決まっていない」という人がいたら、どんな人物になりたいか、から考えるのもよいと思います。〇〇な人はこんな暮らしをしているだろう、逆に、こんなことはしないだろう、とできるだけ具体的にイメージしてみると、自分がなりたい人物像や大切にしていることが見えてくる気がします。
岡田からのコメント:「自分らしく生き、生きることを楽しむ」ことを信条としている和田さんは、「何をしたいか「何をしたくないか」がはっきりしていて、元より未来展望は比較的クリアに描かれていたように思います。ただ、過去の経歴を並べ立てないプロフィールの構成に従って表現するのには悩まれたようですね。文中にもあるようにスルスルッと英語では書けたようで、私にとっても思いがけない気づきでした。昨今の「得たい未来を引き寄せ続けている」和田さんの活動から目を離せずにいます。
未来型プロフィール作成講座:https://unicareer-design.com/top/future-profile-ws/