メッセージ

この世で唯一の個人を
社会で活かす

働くことの意味を問う

昨今、「働く」ことについての議論が盛んです。

超少子高齢化を背景に「企業の競争力の維持、更なる向上」のための視点。
社会保障制度を背景にした「労働人口確保」の視点。
そして、個人の生活資金確保のための「労働」の視点。
さらには個々人の生涯を通じた「生きがい」の視点。

こういった議論の中で見えてくるのは、従来の「学校を出て就職し、定年を迎えて余生を過ごす」というパターンは過去のものになりつつあるということです。社会にとっても個人にとっても、「働く」ということは労働と対価の関係以上を意味しながら模索されている時代であるとも言えます。

さて、人生100年時代と言われて久しくなりました。
50歳というちょうど真ん中の時期のとらえ方も大きく変化しています。数年前までは、定年の10年前。
仕事を始めて30年近くになり、現場でバリバリ働く人が「そろそろ少し楽したいなぁ、あと10年か…」なんて言い始めたり、管理職の人が、「あともう一つ役職が上がれるかも」という期待を持てた時期でした。

人生の後半戦を自分の手で

しかし、今の50歳は違います。
社会に出たころは60歳定年制だったのが、2025年からは、すべての企業の義務として65歳定年制に移行し、さらに現在、政府が「70歳まで働き続けられる環境の確保」を検討し始めるなど「定年延長」への動きが進んでいる中で働いているのです。ですから「あと10年我慢して楽をしたい」という時期は、場合によっては20年先になっていくわけです。一方で、役職に関しては既に”役職定年”が多くの企業(特に大企業)に導入されており、早い企業では50歳ですべての役職から外れるという例もあります。

さて、どうしますか?役職定年や雇用延長の実態も漏れ聞こえてくる中で、これからのキャリア、どう考えていきますか?

今の50歳は、こういった社会や企業の環境、仕組みの変化で、意識、行動、物理的な変化を受け入れて「働く」という環境下にあります。
個々人が自身に問いかけ、オーナーシップをもって自身のキャリアを描いていくことが必要になりました。今こそ、自分のキャリア、人生を自分自身の意思決定で取り戻すときです。

社会や企業に「決めてもらう」のではなく、自ら「決める」のです。やったことがないから不安になるでしょう。
わからなくて迷うでしょう。

でも、大丈夫です。ユニキャリアの様々なプログラムや場が、あなた自身のユニークさを掘り起こし、自らやりたい展望を見出して航海に送り出し、それらを実現していくサポートをしていきます。

  • 組織名:ユニキャリア(英文名 : Unicareer)
  • 代表者:岡田慶子
  • 開業:2019年4月
  • 事業内容:
    • ライフワーク探究のためのプログラム企画・運営
    • 人材育成、組織開発
    • 企業・団体等に向けた事業支援(講演、ファシリテーション、イベント企画・運営)
  • 登録所在地:神奈川県川崎市


代表者:岡田慶子
何でも聞きたい知りたいやってみたい好奇心旺盛のパラレル活動家
「人生の後半戦を自分の手で」をキャッチフレーズにしたキャリアコンサルティング事業のユニキャリアを主宰し、人生の納得度を上げたい人のための共学・共遊の場「未来航路塾」を運営。得意なことは人や組織、モノの潜在的な特異点を見い出すことと台本のないファシリテーション。
イベント企画やキャスティングの他、場づくり、仲間の広がりを目的とした読書会や皇居ラン、セミナーなど年間50回程度のイベントを運営する。業種・業態・職種に関連性のない10数回にわたる転職を経て現在は4度目のフリーランス。一般社団法人熱中学園理事。THINK AERO(bag)のアンバサダー。