あなたの人生の「最善の決断」を応援したい
今の自分の環境は、自分が選んだ「最善の決断」が生んだ状況です。
自分はこの環境から早く抜け出したい、早く望む状況になりたいんだという方もあるでしょう。でも積極的な意思決定、妥協的中和意思決定などをとおして「これがいい」「これでいい」と選択した結果が今の状況なのです。
事実、人生は決断の連続である
そんな意思決定などした覚えはないという声も聞こえそうですが、人生は決断の連続であるという研究結果があります。
ケンブリッジ大学のバーバラ・サハキアン教授の研究によると私たちは1日に最大で35,000回の決断を下しているそうです。
朝食を例にサクッと考えてみます。
- お腹が空いているかいないか
- 食事をするかしないか
- いつ食べるか
- 誰と食べるか
- 何を食べるか
- パンは焼くか焼かないか
- 何で焼くか
- どれくらい焼くか
- 焼く前に霧吹きをするかしないか
- 付け合わせ、飲み物はどうするか
- どこで食べるか
- 窓を開けるか開けないか
- 音楽はかけるか、かけないか
- 食べながら何かを同時にするかしないか…
ここまでで15個の選択です。何を選択するかは人それぞれ。
好み、価値観、環境、予算などを背景にする選択・判断はさらに多様なものといえるでしょう。
命の危機に直面すれば車酔いなんて言ってはいられず車に乗り込みます。あの仕事は嫌だ、この人と働くなんて絶対嫌だ!といってられるのも実は他に選択肢があることを知っているからではないかと実は思ったりする最近です。
自分という器を満たすのは自分でしかない
前回のブログでも終盤に書きました。
「自分という器を満たせるのは自分だけ」です。
自分がしたい、ありたい、欲しいこと(もの)にしっかり目を向けて、それに向けた意思決定と行動をしていくことだけがそれらを手に入れる道です。
なかなか願いなんて叶いものではないよ、というボヤキや皮肉が聞こえてきそうなので改めて問います。
「それはあなたが本当に心底欲しいものですか」
満たすのは体裁を整えておくため
なんとなく不安
なんとなく妥協
周囲が勧めるから
そういうものだと考えたこともない
これらは全て自分の欲しいもの、ありたいことの2軍リスト。これによって得られるのは、安心感や体裁や、これまでとは変わらない変化への担保です。でも、実際のところ私たちが得たいのは本能が歓喜するような達成感や充足感、ひいては幸福感ではありませんか。
「失敗」を評価する必要はない。欲しいものを手に入れよう
それは言うまでもなく渇望する願いが叶うこと。
ただし、私たちが得たいものは、そのまま願う形で手に入るものばかりではないという点には注意を払う必要があります。失敗したり、誰もが忌み嫌う避けたい状況に陥る可能性を考え、一歩踏み出す勇気が持てないこともあるでしょう。
でも、失敗は自分で思わない限りあくまでも過程でしかないと思いませんか。自分の人生の過程の評価を他人にされる必要も意味も全くないと思うのです。
仕事のように、誰かの評価軸で測られるものには別です。目標に到達したかどうかは成否を判断する軸となります。しかしこちらは自分の人生です。一見うまくいかないとみえることも一生で捉えたら次に繋がる種かもしれませんし、その状況から改めて本当に得たいものが見えてくるかもしれません。
すぐに叶わないかも知れないし、思ったようなスケールではないこともあるでしょう。でも、本当に心底からイメージし、得たいことであるならば、私たちは前例も人目も日常も予算も付き合いも捨てて、欲しいもののために行動できると信じています。
「それはあなたが本当に心底欲しいものですか」
今日もあなたの人生にとっての「最善の決断」を応援しています。
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