変化や新しいものに寛容であれ
話題のChatGPTに触れてみた
未来航路塾の月例会でレクチャー実施
ユニキャリアでは「未来航路塾」というコミュニティを運営しています。
「生きたいように生きる」ことを支援するもので「勝手にやれば!」というわけではなく笑、やりたいことを拾い出し、やりたいことをやるためのマインドや環境の整理を一緒に考え、やり続けられるように伴走するものです。
活動の一つである月例会、今年は毎月11日にオンラインで開催しています。日頃はメンバーの近況報告、ゲストを招いてのトークイベント、時にはメンバーの相談事を一緒に考えるなどをしていますが、今回はメンバーが最近ハマって楽しんでいる様子がうかがえたChatGPTについてレクチャーをしてもらいました。
ネット情報や軽く人に教えてもらった状況で少し使って見てはいたものの「使いこなす」人からレクしてもらうのは本当にありがたいことです。なるほど!というのが幾つもあり改めて挑戦してみようと思っているところです。
皆さんは活用されていますか?「新しいことはわからなくて」と鼻から理解を諦めていてはいませんか。
いきなり判断していないか
千利休が言っています。
*********
習ひつつ
見てこそ習へ
習はずに
善悪いふは
愚なりけれ
*********
個人的に超訳すると「ちゃんと理解して、やってもみないで善し悪しを決めてしまうのはもったいない」といったところでしょうか。
ここでは事例としてChatGPTを提示していますが、どんなことも変わりません。
新しいことに対して「わぁっ!」と飛びつくのは、傾向として機動力や知りたい意欲の高い若年層。もちろん周辺には年齢を問わない新しモノ好き、やってみたがりの方々がたくさんいらっしゃいますが、年齢を重ねて苦手意識が出てくる傾向は少なくありません。
そんなときに気をつけたいのが「できない」と認める代わりに「あれはダメだ」と悪態をつくこと。
寛容な心で学び、距離を縮めていこう
先日、一連のAIを駆使する方が仰いました。
ChatGPTはよくできてるよ。でも人と同じ、使いよう。うまく使えるかどうかは依頼(指示)にかかっている。あれはダメだ、という人は”自分はAIを使えない人”だと自分で言っているようなものだからね。
さらに数日前のYouTubeの某番組では、「ChatGPTの使用を子どもに制限すべきかどうか」をテーマとしていました。教育に関わる人、文化人、学者の方々の議論でしたが、滑稽だったのは「制限すべき」と主張している方が、どうも使ってはいない、使っていたとしても評価できるところまで理解が及んでいないと受け取られたこと。そこを突かれて少々言い訳のように「でもね…」を繰り返すのは、視聴側として残念だなぁと思いました。
コメント欄でも、その方の発言に対して「理解できないことに対する抵抗感」や「自分の成功体験に執着したスタンスや考え方」に批判が集まっていました。寛容に開放的に受け止めて咀嚼し、さらに議論では聴きあうことの大切さを改めて痛感したものです。
スマートフォンの登場が私たちの日常を後戻りできないカタチに変えてしまったように、ChatGPTなどの生成AIは、後戻りできない変化をもたらすとも言われています。
私自身も人のことを言えるほど駆使できてはいないので、「やってみよう!」と声高にすすめる状況ではありませんが、少しの情報や聞きかじりで善し悪しを決めてしまうなどせず、先ゆく周囲の人、Youtubeなどの動画やスクールなどで情報を得ながら距離感を縮めていってみてはどうかと思います。
「ChatGPT活用術」参考文献のご紹介
そんな時に知り合いの方が【ゼロからはじめる なるほど!ChatGPT活用術 ~仕事の効率が劇的に変わるAI使いこなしのヒント】を出版されるという情報が入ってきました。
ChatGPTがどういったものなのかいまひとつわからない、使ってみたいがどのように使ったらいいのか、どのように使うと効率的なのかわからない、そんな人のためのマニュアルでありアイデアブックです。
現在、書籍の発売前に本書の一部が無料配布されています(PDF)。発売はまだ先ですがピン!ときた方は是非ご予約を!ご予約・ご購入は以下の書籍紹介ページからご登録いただけます。
ということでこのブログも、いよいよChatGPTの力を借りる時がきた!のかもしれない。
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