毎年恒例の「やりたいこと100個のリスト」で自分の本音と向き合う
2021年版「やりたいこと100個のリスト」を振り返る
年末に書く「やりたいこと100個のリスト」を久しぶりに見返しています。
今日現在で叶ったことは33個、残り1か月で何とかなるかも(相手のあることもあるので来い!って感じのものも含む笑)というのが16個です。ちなみに2020年の達成が36個だったので、それは超えたいぞ!という状況です。
この達成率を高いとみるか低いとみるかなのですが、個人的には達成が伸びなかったという反省をしています。「自分、もう少しできるはずなんだけど」という期待があるからです。一方で、「それも含めて今の自分はそういうこと」という達観もあります。
毎年、自分の本音と向き合うとき
達成率の低さの要因の一つは、見返しが少なかったことにあります。リストアップの際には、「欲しい!」「やりたい!」とワクワクしながら書いたはずなのに、日々目の前のことに向き合ううちに気持ちが薄れ、その思いを忘れてしまっていたからです。思いがけず叶ったときに、「あれ?これって今年のリストに書いたことじゃなかったっけ?」とリストを開いて達成のしるしをつけているようでは、向かうエネルギーが足りなさすぎです。
喜びを引き寄せるために日々の努力はもちろん大切ですが、それだけでは足りません。想いや願いを常に念頭に置き、自分だけでなく周囲も気づくほど感度のいいアンテナを立てていなければ、そう簡単に叶うものではないと思うのです。
ちなみに、今年どんなことを書いたかというと…一部公開しますね。
<仕事>
・ユニキャリアのwebサイトの公開
・〇件の講演受注
・新サービスを開発する
<行きたい>
・高尾山に登る
・美術館に〇回、行く
・妹と旅行する
<健康>
・健康診断で指摘なし
・体脂肪を〇〇%内にする
・虫歯のない状態で年末を迎える
その他には、「〇〇会社で〇〇という役割で貢献する」や「売り上げ目標」という仕事に関するものもあれば、「〇〇さんに会う(会いたい!)」や「素敵な名刺入れを手に入れる」といった類もあります。また、「花をプレゼントする」「絵を買う」「気になる言葉を100個集める」といったものも。
今年初めてリストに書いたものもあれば、3年ほど同じ内容を書き続けているものもあります。楽しみだけでなく、学びや人間関係、ライフワークなどに渡って自分が得たいものを列挙しています。
なぜこれをしているのか。自分の本音を知るためです。自分が本当にしたいことを言語化して認知するためです。人一倍好奇心が旺盛で、人生のモットーを「見たい、聞きたい、やってみたい!」としながら、本当に手にしたいものは何なのか、このリストへの取り組みや達成で確認できるのです。
やってみて気がつく「実はそれほどの関心がなかった」という事実
先日、Twitter でこうつぶやきました。
やりたい!やる!やる!と言いながらやらない人のことを責めない。言うほど関心がない、それだけ。本人の自覚の有無はわからない。 自分で思うほど関心がなかったことに気づけたということ。やらなかった自分を責めることは微塵もない。手助けしてくれなかったと相手を責めるのだけはお門違い。
実はこれ、実際にあった話をもとに自戒を込めて書きました。私から持ち掛けたプロジェクトに「やりたい!」と即時に反応した方の、その後の動きが鈍いという一件です。声を掛けると、慌てて「やる!」といい、もう一度声を掛けるとアウトプットが出てくる。これが数か月にわたっています。「やりたい!」という意思を、なんとか遂げてもらいたいと関わるのですが、なかなか先に進みません。正直なところ少しイライラしたり、投げやりな気持ちになって、こちらからプロジェクトをクローズしようかと考えたりもしました。
ふと、自分も同様の立場で助けていただいたことを思い出しました。「これは面白い!」とエントリーした講座で、3回ほどの課題提出に初回から取り掛かれず、提出期限を超え、もう離脱しようかと毎度心の中での葛藤がありました。要するに「もう逃げちゃえ!」です。
実際は、都度、事務局の方から様子伺いの連絡や期限延長のご相談をいただき、結果、すべての課題を提出することができました。「やる!」と言いながら後回しにするのは、言い訳はいろいろあるものの優先順位が低いということ。それよりも大事なことがあるということ。一方で、この例のように助けがあればやれる場合もあります。
やりたいと思ったことができなかったとき、そもそも着手すらしなかったときには、自分を責めたり落ち込んだりしがちです。でも自分の中の想いや達成するまでの段取り、スピードが想定違いだったということに気づける機会と考えれば、得るものはとても大きいです。
誰でも望みや願いを達成し、叶えられるのが一番の喜びであり幸せです。日々の生活の中で、時間を捻出できずに後回しにしたり、気力、体力、知力がついていかず、投げ出しそうになることもあるでしょう。(私は大半がそうです)
そんな中、僅かな力でできることは何かといえば、やりたい自分の想いを毎日ペットを撫でるかのように愛でて育てていくことです。最終的な達成や内容に、きっとよき影響を与えると信じています。
今年の反省を始めながら、来年への展望に思いを馳せる師走です。
未来航路塾では、このように自分の在りたいことを言語化し、計画し、定期的に振り返るプログラムを組み込んでいます。「ついつい後回しにしてしまう自分に向き合う機会を持つ」、そんなコミュニティです。(詳しくはこちら)
12月7日(火)に開催のスペシャルオンラインセミナーでは最後のセッションで未来航路塾についてご説明しますので、ぜひセミナーともども視聴していただけたら嬉しいです。
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