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誰かと出会い、世界を知る

「友だちが多いね」「人脈がありますよね」「顔が広いですね」と言われることが多いです。

自分ではピンとこないのですが、そう言う人が少なくないので、ある意味そうなのかもしれません。

キャリアと行動量による幅広い方とのご縁

友達の定義は人それぞれだと思いますが単純にSNS、それもFacebookで繋がっている人の数を見て言われることが多いようなので見てみたら、今日現在で2,654人、多いんでしょうかねぇ。実際にお会いしたことがあって、かつFacebookユーザーである人の数です。意外に多くない印象です。

ところで「人脈」という言葉。換金できる「金」を芋づる式に掘り起こす「金脈」を連想してしまい、好きな言葉ではありません。
辞書が示す”同じ業界や組織の中で主張や利害が一致している人の繋がり”を人脈というのであれば、そういった脈となるような一連の繋がりに興味が薄いためピンと来ないのかもしれません。

ただ、顔が広いということについては思い当たることがないわけでもありません。

ユニキャリアのwebサイトのプロフィール欄に書いているように、私のキャリアは業界も職種も職位も違い、雇用されたのは10社ほど。ここで列挙はしていませんが名刺をいただいて活動したのを入れると30社近くに上ります。ここにイベントへ出掛けて出会った人などが加わって、今のお付き合いの量と質になっています。

困ったこと、わからないことがあったときに相談できる分野が比較的広めで、なんとかなるのはありがたいことです。キャリアと行動量の分だけお付き合いの範囲が広いと言えるかもしれません。

「人付き合い」について私に影響を与えた人たち

昨日、私が応援しているイベント
SANU SANU 僕たちは、ニジェールで村を作ることにした
に、仕事でお付き合いのある20代男性が仕事の合間に訪れてくれました。

初めてきたという会場、興味あるアフリカの写真や動画を足早に見た彼が言いました。

同世代の仲間と作ったベンチャー企業で働く自分はなかなか外に出ない性分で世界が狭いんです。こうやって案内してもらえた機会が大変ありがたいです。

この言葉を聞き、結果論として私が幅広い人たちとお付き合いのある一因に触れた気がしました。
私に影響を与えたと思い当たる方が2人います。

1人は20代の時に勤めていた会社の社長です。

開店のレセプションパーティやイベントの案内が本当によく届いていました。その方は毎晩と言っていいほど出掛けていきます。知り合いのイベント、知り合いかどうかわからない、どこから届いたのかもわからない先へ。

「よくそんなに毎日あちこち行きますねぇ」と少し呆れ顔の私に、彼はこう言いました。

「そこでどんなことをやっているか、どんな人が集まってるか知れる機会を覗けるんだよ。顔を出すだけでも得難いチャンスじゃないか」

確かに興味がなかったり高級すぎて縁の持てないお店にも潜入できる機会です。
社会を知る機会、情報収集、そして同じような興味関心の人と出会えるチャンス。行った先で名刺交換すればまたもや招待や案内が届くエンドレス。

商品、業態開発などのコンサルティングをしていたその方のアイデアや切れ味のためのインプットの背景を少し知れた気がしたことを覚えています。

もう1人は30代の時の自部署と関連する事業のマネージャーだった方です。

infoで問い合わせのあった会社の方、紹介したいと連れてくる人に時間の限り会っていました。毎日残業タイムまで会社にいて忙しそうなのに、よくやるなぁと、あるとき聞いてみるとこう言いました。

「誰がいつ、どんな情報を持ってくるかわからないでしょ。だから騙そうとしてるかも?という人とも会うんだよね」

正直びっくりしました。その方に声をかけられて2、3度ある方々と同席しました。
言ってることが怪しげで証明できるところがなく、いつも大風呂敷を広げてくる人たち。個人的に絶対に怪しいと言っても一笑していた理由がわかったからです。

世界を知りたいのだ

一般的に言われるのは誰と付き合うかよりも誰と付き合わないか。
自分が会う意味や価値を感じられない人との時間は無駄、気分を害したりトラブルに巻き込まれるリスクもあるため付き合わないという主張には賛成します。

しかし、それをどこでどう判断するか。

「私の知らないことは私の世界にはない」
これは私のモットーです。私が知って認知しない限り、私の世界にその事象は存在しません。

でも世界に何があるのかは知りたい。
だから知るために人に会う、世界を広げたい。

私が付き合いたいと判断するのは発想や行動が独特であること、ユニークであること。そう、ユニキャリアが表出している人。
ただ、そうでない人はいないから…付き合いたい人は増えていきます。

言い添えるなら、その人が仕事や何かの場面において役に立つかどうか、付き合うことで得するかどうかのフィルターはありません。
私がワクワクするするユニークさを持っているかどうか。それが結果、多様なおつきあいに繋がっていると言えそうです。

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