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コロナ禍の今、意識したい「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」という姿勢

人は変化を嫌ってはいない

“人は変化を嫌う生き物だ”とよく耳にしますが、本当にそうでしょうか。

新しいスマートフォンが出れば気になり、新作の映画や書籍にワクワクし、髪型やメイクを変えて心を躍らせ、旅で初めて訪れる土地にウキウキするのも、新しい何かに出会う喜びがそこにあるからではないでしょうか。今までとは違う何か「新しさ」との出会いは、結果、これまでとは違う情報や喜びを得ることに繋がり、自分自身が「変化」しているといえます。

ここでポイントは、「結果、変化している」ということです。後ほど説明します。

退屈だ―

なんかいいことない?

変わりたいー

これもよく人の口に上る言葉です。興味のあることをやってみるとか、そこに出かけたらいいのに、という声が聞こえてきそうですが、なんかクサクサしている時ってそういう行動をおこすのも面倒なんですよね。わかります笑

さらに、やってみたい、行きたいなぁと思いつつ「ちょっと予算が」「今月は忙しい」などと考えているうちに、それっきりになってしまうこともよくあります。「そのうち、近いうちは、忘却の彼方」とは、私の造語です。

さて、皆さま。なにかいいことや、自分を変えてくれるようなことに出会いたいですよね。声を掛けられたらいつでも受ける準備できてる!という方もありますが、これ、年々減っているような気がしませんか。

ましてやコロナ禍。誘い合ってどこかへ行くというのは、以前に比べて数割程度に減ったでしょうし、コロナ禍の当初は珍しさもあって、あちこちのコミュニティで開かれていたオンライン飲み会も、一時ほどは開催されておらず、人とのコミュニケーションが格段に減少しているように思います。

以前のように、ランチしながら話題になった映画を週末に見に行ったり、出かけた先で見つけた食材で料理をしたりなど、心躍るような、自分を変えてくれるようなことに出会うチャンスは減っているように思います。

ここで、気づきませんか。冒頭で言うほど人は変化を嫌ってはいないということです。なにか楽しいこと、面白いことを探す心理は誰にでもあります。

会社の幹部からの「当社は変わらなければならない、君らもだ!」とか、家族からの「こうしてくれないからイヤ!(これからはやって!)」と言われるのは嫌ですが、新しい情報やモノに触れて、「結果、変化をする」ことには違和感がないのです。むしろ、それを求めています。

ただし忘れてならないのは、「結果」「自分のいいように変化する」ことに限るということです。変化するために変化するのって、何か変ですし、なんか楽しくなさそうです。

そこで提案したいのは、声を掛けられたら参加する!というのではなく、自分好みの機会をつくっていきましょう、ということです。

大事なのは「変化は目的ではなく結果だ」ということ

「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」

1968年にリクルート社の創業者である江副浩正氏によってつくられた旧・社訓です。「事件」のタイミングで社訓としての取り扱いが廃止されたとのことですが、私も後に書籍か何かで知り得たと記憶しています。私の周囲の元リクルート社員の方々だけに限らず、そこに在籍された方のアグレッシブさは相当に顕著ですが、こういった社訓がその一因ではないかと思っています。

ここから学べることは、変わるためには機会が必要で、その機会は自分でつくるのだということです。あ、逆に言ってるだけです苦笑

誰も自分ほど自分の好みを把握して、機会をつくってはくれません。本当に嬉しいこと、楽しいことを知っているのは自分です。自分好みの機会は自分でつくるに限ります。

さらに、コロナ禍を乗り越えた時、以前のような機会がいきなり戻ってくる気配はありません。出かけない癖がついて、外出や人と会うのが億劫になってきているという人もいるほどです。機会は待つのではなく、自分で創る、それが欲しい変化を手に入れる要諦だと思えてきませんか。

変化を目的にするのではなく、変化は結果、ついてくるもの。機会をつくらなければ結果はない、つまり変化もない。

退屈も、なにかいいことないかな?のぼやきも、自ら機会をつくることによって突破できると私は考えています。

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