人生は小さな幸せに満ちている〜仲間と続ける『Three good things』からの発見
なぜ私が『Three good things』を続けるのか
記録を辿ると、Three good thingsを始めて今日でちょうど185日。
ご存知の方も多いと思いますが、これはポジティブ心理学の創設者であるセリグマン教授が提唱し、長年の実験で効果が実証されているメソッド。今日あったよかったことをただ3つ記録するだけ、それだけで考え方が前向きになったり、メンタルの安定効果をもたらすといわれています。
Web検索をするとアプリなどもあって、手軽に継続しやすい仕様が目を引きます。専用の手帳やスケジュール帳の余白に書いたり、SNSで投稿する人、PCのエクセルに記入するなど、いろんなやり方を見ることができます。
2021年に展開している「未来型プロフィールの年間セッション」(※後述)のオンラインミーティングの中で、日々の振り返りにやっていると共有してくれたメンバーがいて興味を持ったのがきっかけです。この興味の中身のうちの2つをお伝えしたいと思います。
1.よかったことを抽出するアンテナを立てることで、よかったことに気づきやすくなる
「最近、なんかツイていない」「この頃、いいことが続いてる」と周囲が言うのを聞きませんか。
前者には「あら、残念だね」、後者には「それはよかったね」と反応しそうですが、これは「ツイてることに気づいていない」「いいことではないことに目を向けていない」という現象の見方によるところもあると思っています。
詩人・書家の相田みつをさんが言われた言葉【幸せはいつも自分の心が決める】が、ここに通じます。そこにある「いいこと」に気づかなければ、自分にとっての「いいこと」にはならない、そして「いいこと」は自分が何を「いいこと」と感じるかという価値観に依っているということです。
書いているうちに、毎日少なくとも3つ、始めてから今日までで555個は、「いいこと」を感じられているわけです。言うまでもなく、決して「いいこと」ばかりの毎日ではありませんが、これだけの「いいこと」を感じられているのは「いいこと」だなぁと思っています。
レオス・キャピタルワークス株式会社代表取締役会長兼社長・最高投資責任者である藤野 英人さんも、今年この記事でご紹介されています。
私はコミュニティの中でするのが面白いかなと思ってメンバーに声をかけて始めました。
2.仲間と継続することによる「継続」と「イイコト拡張」の一石二鳥
4月に始めて185日、555個の「いいこと」をリストアップしてきました。
これ、自分だけで始めたら絶対に、絶対に続いていません。1か月もしないうちに止めている自信があります苦笑。継続できているのは、FacebookのMessengerグループを使った仲間で運用しているからです。投稿されれば、あ、書かなきゃ!と思い出します。互いに読んだら✌をつけていて、それぞれに「いいこと」があってよかったね、というエール交換のような気分です。
さらにグループで運用することで。「いいこと」の中身や範囲が拡張します。「いいこと」は先のとおり自分の心が決めます。人の「いいこと」が自分の中にも刻まれると、もう毎日「いいこと」が3つでは収まらなくなってきます。
先の藤野さんの言葉を借りれば、Three good thingsを続けていると「人生って、小さな喜びに満ちているものなんだな」「幸せとは、誰かからもらうものではなく、見つけるものなんだ」ということを実感することができます。今日からでもできる毎日のリストアップ、始めてみませんか。よかったらご一緒に。
未来型プロフィールの年間セッションとは、未来型プロフィール作成講座参加者を対象とした年間セッションで、自身の2021年のインテンションを定めて定期的に振り返りや懇親会などをとおしてその計画の実現を後押しするプログラムです。今年限りで終了し、来年以降は未来航路塾の中で展開の予定です。
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