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ありたい自分に近づくため、選ぶのは「一歩前へ」

ちょっと背伸びする。小心者のわたしが定めるマイルール

自分のことを大胆だとか、勇気ある人間だと思ったことはありません。失敗するのが怖い小心者だと思っています。

なお、「失敗」の定義はそれぞれですし、誰がその人のどんな面を判断しているのかにもよるため、容易にアグレッシブさと結びつけて評するのは違うように思っています。

自分の中で決めていることがあります。

ちょっと頑張る、ちょっと背伸びする、ちょっと飛んでみるといったことです。

「どんなことだって頑張ればなんとかなる」「自分ならできる」なんて思ったことは皆無です。ただ、「やってみたらできた」「言ってみたら通った」ということを多々経験しているので、はなから諦めるとか戦意喪失はもったいないと思っているのです。

違反ではない。先ずは「一歩前へ」が大事

何社目かに在籍した会社は規則に厳しく、トップの強いリーダーシップとともに管理部が強い性質を持っていました。規定違反があると始末書の提出が求められ、当時はそれが重なると社員の地位をも失う可能性があると聞かされていました。また、一部の役員の力が大きく、いわゆる理不尽な即日解雇の噂もまことしやかに囁かれていました。小規模で自由、おかしいことをおかしいと言わない方が注意を受けるといった社風の会社から転職した私は、どの部門の社員も結構ビクビクしながら仕事をしているように感じていました。

実際のところ部門内の会議で、「こんなことをやってみよう」「他部門と連携して面白いことができないか相談してみよう」というと、先に入社していたメンバーから「やめたほうがいい」「目立つことはしない方がいい」「やってもいいですけど自分たちのことは巻き込まないでください」と言われたものです。規定にやっちゃダメとも書いていないのにです。

そんな時に思い出したのが、もっと前に在職していた会社の人が言っていたことです。

役所の人は、やりなさい、やっていいと書いてないからやっちゃダメだという

ベンチャーの人は、やってダメと書いていないからやっちゃおうって言うんだよ

役所、ベンチャーというのは一例に使われていただけだと思いますので、ステレオタイプに見てはいけませんし、ここでは誰がということよりも「書いてあること」「書いていないこと」をどう解釈するかが重要なポイントです。

そんなことを思い出しながら当時の私がメンバーによく言ったのが、次の一言です。

「一歩前へ」

大胆に大きな歩幅で前進して「やります!」と宣言するとか、一足飛びに「これしかない!」と飛びつくほど、その企画や、やりたいことへの自信があるわけではないとき。躊躇や遠慮や失敗への恐れがあるとき。誰でも思い当たる経験があるのではないでしょうか。でも、やらなかったら面白くないし前にも進まない。これまでと同じことの繰り返しが残念過ぎて退屈なだけです。であれば、一歩だけ。一歩だけ前に出てみましょう、と。

一歩だけなら、なにかあった時すぐに後退、バックできます。ところが不思議なもので、一歩出たら、これまで見えなかったものや人が見えて、もう一歩だけ、もう一歩だけと進めたりもします。勇気も大胆さも不要です。自分のいつもの範囲をちょっとだけはみ出るくらいでいいんです。達成すること、手にする欲しいものの質や量が変化していきます。

場としてのユニキャリアが目指すもの

私がユニキャリアでしたいことはこういうことです。自分の在り方やこれからのことを考えるに、身近な人のうまくいっていることやうまくいかないことに触れながら、いつもの自分の行動を少しずつ、少しだけ変化させていく、そんな刺激のある場でありたいです。

相当うまくやっている人の話をメディアやリアルで触れた時、「よし、自分もやれそう!やってみよう!」と思える人はいいですが、ハードルが高すぎて憧れて終わり、自分とは違うと遠目に見てオシマイになりがちです。でも、本当にありたい自分に近づくのには「無理はしない、でもちょっと無理めのことをすること」が大切ではないかと考えています。

オマケ:「一歩前へ」の話を真剣にしていた時に、途中から男性メンバーがニヤニヤしはじめました。失礼だといいかけたところ「男性トイレに貼ってあるのと同じ標語ですね」と言われました。見たことあるわけないでしょー笑

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