未来を描くとき。BGMは自分へのエール
もっと自分を認めよう、エールを送ろう
最近は、「○○の未来を描く」というテーマでセミナーや講座をさせていただくことが増えています。○○には、自身、自社、事業などケースバイケースですが、いずれの場合でも最終的には自分が決める、自分が行うということで自身に立ち戻る内容になっています。
セミナーの中でも一部ワークを取り入れています。用意したシートをもとに個人で考えていただき、場合によっては周囲と共有したりなどします。2021年も終盤になってきているため、最近では2022年を展望しています。最後に書くシートの一部をご紹介しますので、よかったらご一緒に考えてみませんか。
このシートを書くまでのプロセスは省略しますが、2022年、あなたはどんな一年にしますか。どんな一年になると考えますか。人それぞれの1年、時間。正解も不正解もありません。
・家族みな健康に笑顔で過ごす
・〇〇の資格を取得する
・○○の商品の販売をする
注意しているのは、「~したい」というような願望にしないこと。
自らの意思と力で「~する」と言いにくければ、「~している」「なっている」といった状態で書くことをすすめています。ここまではいいのですが、問題は次です。その実現を入手するため自分にアドバイスやエールを送ろうというところで、多くの方の手が止まります。そして、こんな声が聞こえます。
「何を書いたらいいかわからない」
「日頃、人のことは応援してるけど自分のことなんて」
「そんなもの、いらないわよ(照)」
ミドルシニアともなれば、周囲を見渡し、世話を焼いて、こまめに声を掛けたり労ったりしている方が多く見られますが、自分にそういった気持ちを向けたことはないと異口同音に言うわけです。そこでこう言います。
「この世代、ポストになれば、面と向かってエールを送ってくれたりアドバイスをしてくれる人は、ほとんどいないでしょう。でも、私たちは応援を励みに、力にできることを知っています。知っているから周囲に声をかけてますよね。誰も言ってくれないんだとしたら、自分くらいは大袈裟なほどのエールを送って、力を溜めて進みましょう!」
確かに…という声とともに、手が動き始めます。
・自分を信じて!できるから!諦めないで!!
・石橋を叩いて渡るのはいいところ、スピードも意識しよう!
・まずはやってみる精神で!
先に書いた「こんな一年にする(なる)」も、こうやって自分にエールを送りながらイメージすることで、やる気は満ちてきます。ここで意をあえて明示するために、日付を入れた署名をします。その後は日々、目につくところに貼ったり持参したりして眺めると潜在意識にも働いて実現度は早く、高くなるように思います。
こういったワークをしていて感じるのは、頑張る自分を認めたり、応援する気持ちを欠いている傾向があるということです。社会的動物である私たちは、どんな立場でも年齢でも、その存在や行動を認められ、応援され、称賛されることは大きなエネルギーになります。周囲に対してするように、折に触れて自分に対して言葉を送る(与える)ことで、自分への期待とともに「自分は達成できる」といった自己効力感に繋がります。
ユニキャリアでは、こういったセミナー等の中でも、それぞれのユニークな個性、能力、経験等を活かして、あなたならではの未来を展望し、実現するための一助になることを念頭に活動しています。
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