【2022年後半スタート】気づきを未来に向けた行動へつなげるために
2022年も折り返しました。どんな半年を過ごされたでしょうか。
「あっという間の半年」「やっと半年」など感じ方はそれぞれだと思いますが、年を重ねるごとに子どものころより時が速く過ぎるという方は少なくないでしょう。
振り返りのステップ
個人的には「あぁ、今年も半年過ぎちゃった」です。
年末には来年の手帳を検討しながら「あぁ、もう今年も終わりなんだなぁ、早かった」と呟くのが目に見えています。そもそも人生に対して欲張りで…とポジティブな姿勢を表明したいところですが、実際は自分のキャパシティを超えて様々なことをやりたがるため時間軸との調整弁が機能せず常に繰り越す行動傾向だからです。
以前はこんな状態に対して自虐の念を持ったりもしましたが、人生を折り返したと自覚する昨今においては「こういう自分」だと受け入れ、必要以上に卑屈になることもなくなりました。こう考えられるようになったのには3つのポイントがあります。
・計画、展望を言語化する
・記録する
・振り返りと改善することを言語化する
1. 計画、展望を言語化(見える化)する
正直なところ計画好きです。あんなことやこんなこと、できたらいいな、やってみたいなというのを書き出すのが得意です。ただし、それをスケジュールに落とし込むことは不得意です。ここに調整弁不全の原因があります。
数年前から人生の展望を年単位のマス目に、年始に書き出す今年やりたいことや展望を月別のマス目に書くようになってから、多少は調整弁が機能しているのかムリめのことへの後悔の気持ちは薄くなりました。まだまだ自分への期待が大きいのか、能力や処理速度、集中力を過大評価しているせいなのか、予想との誤差は大きくなりがちです。一日の予定を洗い出す「記録」へと繋げ、都度改善・調整をしています。
2. 記録する
去年から5年日記をつけています。その日にあったことを数行残す程度ですが、記憶力の低下が年々著しいため、少なくとも1週間は溜めずに記録します。
またユニキャリアの未来航路塾メンバーとはThree Good ThingsをMessengerグループで発信しあっています。日記と重なることが多いですが、どんな1日だったかの記録は残っています。
さらに毎日を正確に分単位での記録まではできていませんが緩やかながら試行錯誤をしています。これまで何時にどんな行動にどれくらいの時間をかけたかノートにメモしたり、タスクを25分で1単位として1日に何単位をクリアするか計算、5分間の休憩をはさみながら対処する時間管理のテクニックであるポモドーロ・テクニックに挑戦したりしてきました。
今はwebとスマホが連動したアプリで管理をしています。予実がさらにグラフィカルに見えるものがあったらいいなと完全納得ではないため、よりフィットするものを探しています。
3. 振り返りと改善することを言語化する
実はここが一番大事です。計画は前向きですし展望に至っては可能性の有無を問わないので気軽にできますが、振り返りはまさに予実管理。
計画に対して実際がどうだったのかの差異に目を向けなければなりません。さらにその現実から改善して進むのか、止めるのかなどの意思決定を要することもあります。できた、できなかったとサクッと振り返るのか、できた背景、できない要因に肉薄して振り返られるか。そしてそれを未来に向けて言語化できるかはとても重要です。
レコーディングダイエットというのをご存じでしょうか。朝に体重測定をしたあとは何時に何をどれだけ食べたのかを記録する<だけ>という体重管理術。書くだけで減量できるなんて、祈りとセットの精神論かなんて最初は思ったものですが、記録をもとに振り返るこの術の本質的な狙いは「気付くこと」にあるといいます。
記録を続けていけば事実をもとにした現状認識を深められます。減量できない要因がわかれば対処とその方法は自ずと見えてくるということです。
注意したいのは振り返る際に評価をしないこと。達成できたからいい、着手もできなかったからダメだと捉えると、できなかったことに目を向け過ぎた際にモチベーションを失いかねません。記録を見て次につなげる「気づき」を得ることを目的とし、反省しすぎたり自虐的にならないようにしたいものです。
2022年前半のあなたは?
ということで2022年の上半期を振り返ってみませんか。お手元に記録はありますか。スケジュールアプリや打ち合わせノートなどが思い出す誘因となるはずです。
さらに新聞社などの記事まとめなどを眺めると、そのニュースに触れてどんなことを思ったか、その前後で何があったかなどを思い出すのに一役買ってくれます。
2022年の出来事(時事通信のwebサイト/2022年の主要な出来事がピックアップされています)
未来航路塾も振り返りのシーズン〜ピアプレッシャーの力を借りて
未来航路塾では7月に、年始のキックオフ時にメンバーそれぞれが展望、計画した2022年をシート使って振り返ります。先に書いたように、ついつい後回しになりがちなのでピアプレッシャーの力を借りてやろうとスケジュールをセットして今週末に取り組みます。
未来航路塾は毎月数名の参加を受け付けています。今年のゴールをどうしたいか、来年をいい年にするために今年どんな土台を築きたいかを考えるのにいいタイミングです。どうぞお問い合わせください。
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